皆さんこんにちは。
新規開発グループです。
なんで車に農薬散布してるの!?と気になった人は続きを読んで下さい。
弊社では太陽光パネルの施工や保守を行っている一環から、太陽光パネル洗浄の必要性を感じています。
その理由は大きく3つ!
①改正FIT法で、”定期的な点検及び保守”が決まっている!
※最悪の場合は、認定取り消し!→電気を売れない!
②発電量が落ちる!
パネルは20枚くらいが直列に繋がっています。
このうち、1枚でも汚れ などで発電量が低下すると、この20枚すべての発電量が同じだけ低下します。
例えば、鳥が1枚のパネルを汚すと・・・
その系統は全て発電量が落ちてし まうわけです。
③汚れた所が発熱してパネルが壊れる!
パネルが部分的に汚れると、その部分は発電しない訳です。
発電しないと言う事は、抵抗になる訳です。
抵抗という事は、発熱して中の回路が焼き切れてしまったり、ガラスが割れてしまったりします。
で、パネルを洗浄したい訳です。
普通こういうので一気にササっと洗ったり(フレームの隙間から内部へ浸水するかも…)
こういうのでガッツリ洗ったり(コーティングも綺麗さっぱりかも…)
結構どれも一長一短ある訳です。
水道水だとイオンデポジットが出来てしまうので、純粋水を使ったり
洗剤を使うと環境に影響したり・・・。
そもそも広大な丘や山の上とか、池の上にホースや電線を引っ張って
高圧洗浄機を運ぶのか!?
この問題と弊社は向き合いました。
そして出した答えが、冒頭の写真なわけです。
①原料の水!
と言うか、社長がプラントを購入してしまいました。
純粋水を作れます!
水道水といっても、不純物(塩素、鉄分、ミネラルなどなど)が沢山入っています。
その不純物がイオンデポジットの原因になります。
それを1μS/cm以下と言う純度まで高める事が出来るプラントです。
この単位、難しくて良くわからないですよね。僕も分かっていません。
物は試しで電気抵抗を測ってみました。
普通の水
水道水は10kΩくらいですね。
水って抵抗がないと思っていたけど、少しはあるんですね。
純粋水は328MΩ
抵抗が高くなっていますね。
これは、不純物が少ないって事です。
水に電気が流れるのは、水に含まれる不純物に電気が流れるからなんですね。
嘘みたいな話ですが、ちゃんと測定した結果ですからね。
これで原料は確保出来ました。
②噴霧器
そもそも、純粋水だなんだと言っても設置しているのは事務所です。
高圧洗浄機だと、現場までホースを引くのか?とか
ポンプ車で運ぶのか?という話になりますが
そんな大がかりな事をすると、せっかく売電してもパネル洗浄にお金がかかってしまいます。
だから噴霧器を使います。
これなら、節水出来るので現地にはポリタンクを何本か持っていけばいいですよね~。
③バイオ洗剤
これは、また説明すると長くなるので
別で更新しますね~。お楽しみに。
簡単に言うと天然素材で出来た、バクテリアを利用した洗剤なのです。
もちろん環境への影響はありません。
水上だと池をバクテリアで浄化するような効果も期待できるかも?
最後に事務所の太陽光パネルも洗浄してみました。
弊社のパネルは日ごろからしっかりメンテナンスしているので比較できるほどの汚れはありませんでした。
また機会があれば、発電量の比較なんかもやってみたいですね。
弊社では低価格・高品質・エコに太陽光パネルの洗浄を実現します。
それだけじゃありません。
太陽光パネルの保守点検も実績があります。
詳しくは、お問い合わせ下さい。