みなさんこんにちは。
今回はPhantom 4 ProとPro PLUSでRTHした時の挙動の違いをご説明いたします。
実際に弊社のPhantomは一度、墜落しました。
下記動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=mBZcYwJ3CVI
まず、Phantom 4にはPROとPRO PLUSがあります。
<Phantom 4 PRO>
送信機(プロポ)にiPadなどのタブレット(DJI GOアプリをインストール)を組み合わせて利用する。
<Phantom 4 PRO Plus(弊社はこちら)>
あらかじめ送信機(プロポ)と端末(DJI GOアプリ入り)が一体になったもの。
これらの送信機、一見すると端末が違うだけですが、RTH(Return To Home)機能を使用すると挙動が異なります。
まず、Return To Homeについてですが、これは書いて字の如くワンボタンで設定したホームポイントへ自動帰還する機能です。
Return To Homeには2種類あります。
当時の私は調べもしないで飛ばしていました。今思うと怖いですよね。
<Current Position>
送信機の位置へ帰還する機能
これは、送信機に付属の端末(iPadや一体型)の位置情報を元にしています。
<Original Position>
離陸地点へ帰還する機能
こっちは硬いですよね。離陸した場所にしか戻りません。
動画当時の私は、無知なままCurrentを選択しました。
すると、ものすごいスピードであらぬ方向へ飛んでいきました。
これは、PRO PLUSの送信機付属の端末にGPSが入っていないために、位置情報が分からないからです。
かなり焦りましたが、近くに手頃な草が生い茂っていたので、そこへ不時着(墜落)させました。
飛ばしていたのが川の上だったので、とにかく焦りました。
今思えばRTHはワンボタンで解除出来るんですけどね…。
ドローンのオペレーターなら経験があると思いますが、ドローンがアンコントローラブルに陥ると本当に焦ります。
周りに人や物がないか!?や下は土か水か!?など…笑
今のFirmwareではしっかり警告が表示されますが、RTHをご利用の方は要注意です!
DJI CAMPでも、RTHは極力利用しないようにと習いました。