みなさんこんにちは
弊社では、新規事業(太陽光パネル点検など)を目的に無人航空機(ドローン)を導入しています。
ドローンを利用した、太陽光パネルの保守点検の現状について調べてみました。
そもそも、太陽光発電システムにはFIT法と言うものがあります。
これは、再生可能エネルギーを電力会社が固定価格で買い取ることを義務付ける制度です。
FIT法は改正されました。
これを改正FIT法とも呼びますが、メンテナンスに関わる事項が追加されています。
1、新認定基準に「適切な点検・保守」が追加
2、メンテナンスをしないと、改善命令や認定取り消しの可能性
3、既に設置済みの太陽光発電システムも「みなし認定」として新認定基準が適用
つまりメンテナンスしていない太陽光パネルは、売電自体出来なくなる可能性があります。
更に、家庭用の太陽光パネルでも適応されます。
そこで、ドローンの出番です。
↑以前にPhantom 4 PRO+で空撮した写真(4K→圧縮済)
太陽光パネルってほとんど屋上なんですよね(水上にも。笑)
様は、人が立ち入らない(デッドスペース)に設置されてるんです。
ここに人が入って目視点検しようと思うと、大変なんですよね。
人件費もそれなりにかかります(下手すると作業者やボートなんかも必要?)
他にも、メガソーラーなどはパネルの数が多すぎて一日では点検出来ない場合もあるかもしれません。
赤外線カメラなどを利用した、詳細な点検も必要だと思います。
こんな製品も出ています。
https://www.dji.com/jp/zenmuse-xt
ドローンを使った保守点検のメリット
・安全
・短時間
・低コスト
・映像の保存
ドローンを使った保守点検のデメリット
・点検日時が天候に左右される
・場所によっては許可・承認が必要
・知識や技能が必要
↑天候以外はテクサジャパンにはあります!
私の想像ですが、これからメガソーラーの赤外線カメラを利用した点検はもちろんのこと、家庭用のパネル点検に普通のカメラ付きドローンを利用した目視点検なんかも主流になりそう。
いつかドローン管制が実現し、自動航行で各家庭のパネル点検をコンスタントに行うようなリーディングカンパニーを夢見る今日この頃です。